Google Meet のコンプライアンス録画を設定する

ローカル データ ストレージを使用して Workspace のデータをエクスポートできるのは、Assured Controls または Assured Controls Plus アドオンをご利用のユーザーのみです。Google Cloud Storage の追加料金が適用される場合があります。請求や使用量についてご不明な点がある場合は、Google Cloud サポートにお問い合わせください。

コンプライアンス録画を有効にすると、特定のユーザーまたはグループの Google Meet で会議が自動的に録画され、文字起こしがキャプチャされます。これにより、米国金融取引業規制機構(FINRA)などの規制要件への対応が可能になります。

ユーザーに対してコンプライアンス録画を有効にすると、そのユーザーの Meet 会議が録画され、文字起こしが取得されます。どちらも、適切な保持ポリシーが設定された WORM(1 回限りの書き込みと複数回の読み取り)に準拠した Google Cloud Storage(GCS)に保存されます。

コンプライアンス録画の制限事項

コンプライアンス録画には次の制限が適用されます。

  • ユーザーはコンプライアンス録画にアクセスできません。会議の録画や文字起こしが必要な場合は、会議中にユーザー自身で行う必要があります。
  • 最大録画時間は 8 時間です。会議がこの上限を超えると、モニタリング対象のユーザーが会議から削除されることがあります。
  • コンプライアンス録画には、会議 ID、開始時間と終了時間、参加者の名前、ファイル形式などの情報を含むメタデータ ファイルが含まれます。
  • コンプライアンス録画は、参加者と自動的に共有されたり、Google カレンダーの予定にリンクされたりすることはありません。また、これらの録画に関するメール通知も届きません。
  • 電話による参加者と匿名の参加者は個別にモニタリングされません。ただし、匿名ではない別のモニタリング対象の会議参加者がいる場合は、モニタリングされます。
  • 字幕は正式なテキスト レコードではありません。テキスト レコードの正本は文字起こしになります。
  • Meet は、カレンダーの招待リストに基づいて会議をモニタリングしません。コンプライアンス録画は、モニタリング対象のユーザーが会議に参加した時点で必ず開始されます。
  • モニタリング対象のユーザーがブレイクアウト ルームに参加した場合、そのブレイクアウト ルームの内容は録画されません。

始める前に

WORM コンプライアンスを確保するには、バケットロックを使用して GCS バケットに適切な保持ポリシーが設定されていることを確認してください。また、バケットは、[宛先] に表示されているサービス アカウントと共有する必要があります。また、サービス アカウントに次の権限を付与する必要があります。

  • Storage レガシー バケット読み取り
  • Storage オブジェクト閲覧者
  • Storage オブジェクト作成者

詳しくは、バケットロックをご覧ください。

組織内で Meet のコンプライアンス録画を使用できるユーザーを制御する

始める前に: 必要に応じて、部門またはグループに設定を適用する方法をご確認ください。

  1. Google 管理コンソールで、メニュー アイコン 次に [アプリ] 次に [Google Workspace] 次に [Google Meet] に移動します。

    アクセスするにはサービス設定の管理者権限が必要です。

  2. [コンプライアンス] をクリックします。
  3. (省略可)設定を一部のユーザーにのみ適用するには、横にある [組織部門](主に部署に使用)または [グループ](高度な設定)を選択します。

    グループの設定は組織部門の設定をオーバーライドします。詳細

  4. [コンプライアンス アーカイブ録画] チェックボックスをオンまたはオフにします。
  5. [録画オプション] で、次のいずれかを選択します。
    • 音声
    • 音声と映像
  6. [宛先] の [Google Cloud バケット] フィールドに、GCS バケット名を入力します。
  7. [保存] をクリックします。

コンプライアンス録画の仕組み

会議の開始前

モニタリング対象のユーザーが会議に参加している場合、会議前の画面に「Meet はコンプライアンス目的で独自の安全な録画を作成しています」というメッセージが表示されます。

会議中

  • モニタリング対象のユーザーが会議に参加している場合や、カレンダーの招待状に含まれている場合、コンプライアンス バッジ(上記参照)がすべての会議参加者に表示されます。
  • コンプライアンス バッジはオフにできません。
  • コンプライアンス バッジをクリックすると、「Meet はコンプライアンス目的で録画を行っています」や [この録画について] などの詳細が表示されます。
  • 通常の録画が行われている場合は、2 種類のバッジが表示されます。
  • コンプライアンス録画が開始されない場合や、会議中に問題が発生した場合は、モニタリング対象のユーザーが会議から削除されることがあります。これは通常、GCS ストレージ バケットに正しい権限がない場合、または録画や文字起こしが失敗した場合に発生します。モニタリング対象のユーザーが会議から削除されると、「Meet が必要な録画を開始できなかったため、通話から退出しました」というメッセージが表示されます。
  • モニタリング対象のユーザーが進行中の会議に参加すると、その時点でコンプライアンス録画が開始されます。