Vault のログイベント

Vault のユーザー アクティビティを表示する

Google Workspace のエディションによっては、より高度な機能を備えたセキュリティ調査ツールを利用できる場合があります。たとえば、特権管理者がセキュリティとプライバシーに関する問題を特定し、優先順位を付けて対処することなどが可能になります。詳細

この機能を使用するには、Vault アドオン ライセンスが必要です。詳しくは、 組織用に Vault ライセンスを購入する .をご覧ください。

組織の管理者は、Vault のログイベントを検索して対応できます。たとえば、Vault コンソールで行われた操作の記録(保持ルールを編集したユーザーやエクスポート ファイルをダウンロードしたユーザーなど)を確認できます。

検索を行えるかどうかは、ご利用の Google エディション、ご自身の管理者権限、データソースによって異なります。ユーザーに対する検索は、ユーザーが使用している Google Workspace のエディションに関係なく、全ユーザーを対象に行えます。

監査と調査のツール

ログイベントを検索するには、まずデータソースを選択します。次に、検索に使うフィルタを 1 つ以上選択します。

  1. Google 管理コンソールで、メニュー アイコン 次に [**レポート**] 次に [**監査と調査**] 次に [**Vault のログイベント**] に移動します。

    アクセスするには、監査と調査の管理者権限が必要です。

  2. 特定の日付より前または後に発生したイベントをフィルタするには、[日付] で [以前] または [以降] を選択します。デフォルトでは、過去 7 日間のイベントが表示されます。別の期間を選択することも、 をクリックして日付フィルタを削除することもできます。

  3. [フィルタを追加] をクリック 次に 属性を選択します。たとえば、特定のイベントタイプでフィルタするには、[イベント] を選択します。
  4. 演算子を選択 次に 値を選択 次に [Apply] をクリックします。
    • (省略可)検索に使うフィルタを複数作成する場合は、この手順を繰り返します。
    • (省略可)検索演算子を追加するには、[フィルタを追加] の上で [AND] または [OR] を選択します。
  5. [検索] をクリックします。 注: [フィルタ] タブを使用して、検索結果をフィルタする単純なパラメータと値のペアを追加できます。[条件作成ツール] タブを使用することもできます。このタブでは、フィルタ条件を AND または OR 演算子で表します。

セキュリティ調査ツール

この機能に対応しているエディション: Frontline Standard、Frontline Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus、Enterprise Essentials Plus、Cloud Identity Premium。エディションを比較

セキュリティ調査ツールで検索を実行するには、まずデータソースを選択します。次に、検索の条件を 1 つ以上選択します。その後、検索条件ごとにそれぞれ属性、演算子、値を選択します。

  1. Google 管理コンソールで、メニュー アイコン 次に [**セキュリティ**] 次に [**セキュリティ センター**] 次に [**調査ツール**] に移動します。

    調査ツールを開くには、セキュリティ センターの管理者権限が必要です。

  2. [データソース] をクリックし、[Vault のログイベント] を選択します。
  3. 特定の日付より前または後に発生したイベントをフィルタするには、[日付] で [以前] または [以降] を選択します。デフォルトでは、過去 7 日間のイベントが表示されます。別の期間を選択することも、 をクリックして日付フィルタを削除することもできます。

  4. [条件を追加] をクリックします。
    ヒント: 検索で 1 つ以上の条件を指定するか、ネストされたクエリで検索をカスタマイズできます。詳しくは、ネストされたクエリを使って検索をカスタマイズするをご覧ください。
  5. [属性] をクリック 次に オプションを選択します。たとえば、特定のイベントタイプでフィルタするには、[イベント] を選択します。
    属性の一覧については、このページの属性の説明をご覧ください。
  6. 演算子を選択します。
  7. 値を入力するか、リストから値を選択します。
  8. (省略可)検索条件を追加するには、この手順を繰り返します。
  9. [検索] をクリックします。
    調査ツールの検索結果は、ページ下部の表で確認できます。
  10. (省略可)調査を保存するには、保存アイコン をクリック 次に タイトルと説明を入力 次に [保存] をクリックします。

  • [条件作成ツール] タブでは、フィルタ条件を AND / OR 演算子で表します。[フィルタ] タブを使用して、シンプルなパラメータと値のペアを含め、検索結果をフィルタすることもできます。
  • ユーザーの名前を変更すると、以前のユーザー名に紐づくクエリ結果は表示されなくなります。たとえば、名前を OldName@example.com から NewName@example.com に変更した場合、OldName@example.com に関連するイベントの結果は表示されません。
  • 検索できるのは、ゴミ箱からまだ削除されていないメッセージのデータのみです。

Vault コンソールで検索を実行する

Vault のログイベントの検索を実行する

  1. vault.google.com にログインします。
  2. [レポート] をクリックします。
  3. (省略可)期間を選択します。
  4. (省略可)Vault ユーザーのメールアドレスを入力します。このユーザーによる操作が監査対象になります。すべての Vault ユーザーの操作を監査するには、この欄を空白のままにします。
  5. 監査対象とする Vault ユーザーの操作の種類を選択します。
    • すべての操作を監査するには、[すべて選択] をクリックします。
    • 一部の操作のみ監査する場合は、各操作の横にあるチェックボックスをオンにします。
  6. [CSV 形式でダウンロード] をクリックします。

    監査情報を含む CSV ファイルがパソコンにダウンロードされます。多数のユーザーを対象に検索を行うと、複数のログが生成されることがあります。

  7. Google スプレッドシートなどのスプレッドシート アプリで CSV ファイルを開きます。CSV 内の値の定義については、属性の説明(後述)をご覧ください。

案件の監査アクティビティ

  1. vault.google.com にログインします。
  2. [案件] をクリックします。
  3. 案件のリストで、監査する案件をクリックします。
  4. [監査] をクリックします。
    : Google 管理コンソールで案件の監査ログを表示するには、[今すぐ試す] をクリックします。選択した案件の ID が [監査と調査] ページに自動的に読み込まれます。または、URL にある案件の ID をコピーすることもできます:
  5. (省略可)期間を選択します。
  6. (省略可)Vault ユーザーのメールアドレスを入力します。このユーザーによる操作が監査対象になります。すべての Vault ユーザーの操作を監査するには、この欄を空白のままにします。
  7. 監査対象とする Vault ユーザーの操作の種類を選択します。
    • すべての操作を監査するには、[すべて選択] をクリックします。
    • 一部の操作のみ監査する場合は、各操作の横にあるチェックボックスをオンにします。

      注: 保持ルールと案件は体系が異なるため、特定案件の監査では、保持ルールに関連する操作は報告されません。

  8. [CSV 形式でダウンロード] をクリックします。

    監査情報を含む CSV ファイルがパソコンにダウンロードされます。多数のユーザーを対象に監査を行うと、複数のログが生成されることがあります。

  9. Google スプレッドシートなどのスプレッドシート アプリで CSV ファイルを開きます。CSV 内の値の定義については、属性の説明(後述)をご覧ください。

属性の説明

このデータソースでは、ログイベントデータを検索する際に、次の属性を使用できます。

属性 説明
アクター 操作を行ったユーザーのメールアドレス
アクターのアプリケーション名

この列を検索結果に追加する必要があります。手順については、検索結果の列データを管理する0 をご覧ください。

操作を行ったアプリケーションの詳細。検索結果でアクターのアプリケーション名をクリックすると、次の情報が表示されます。

  • アクターのアプリケーション名 - 操作を行ったアプリケーションの名前(サードパーティ製アプリと、Gmail などの一部のファーストパーティ製アプリの場合は入力されます)
  • アクターの OAuth クライアント ID - 操作を行ったサードパーティ製アプリの識別子
  • なりすまし - アプリがユーザーになりすましていたかどうか

この情報をカンマ区切り値(CSV)ファイルまたは Google スプレッドシートにエクスポートすると、セル内の 1 つのテキスト ブロックとして保存されます。

エージェント情報 AI エージェント情報で検索するには、[エージェント情報] を選択し、ネストされた 列([エージェント ID]、[エージェント名]、[エージェント プロダクト])を選択します。検索結果は [エージェント ID] 列に表示されます。

検索結果のエントリをクリックすると、[ログの詳細] パネルが開き、次の情報が表示されます。

  • エージェント ID - エージェントの固有 ID。
  • エージェント名 - エージェントの表示名。
  • エージェント プロダクト - エージェントが使用したサービス(Google Workspace Studio フローでのみサポートされています)。

: 今後、他のエージェントもサポートされる予定です。

補足情報 保持期間や条件などのペイロードの詳細が含まれます
エージェント AI エージェントを使用して操作が行われたかどうか(True または False
日付 イベントが発生した日時(ブラウザのデフォルトのタイムゾーンで表示されます)
イベント 記録されたイベント操作(調査の表示外部ドキュメントの表示共同編集者の追加開始など)

IP ASN

この列を検索結果に追加する必要があります。手順については、検索結果の列データを管理する0 をご覧ください。

ログエントリに関連付けられた IP 自律システム番号(ASN)、サブディビジョン、リージョン。

アクティビティが発生した IP ASN、サブディビジョン、リージョン コードを確認するには、検索結果の名前をクリックします。

案件 ID

案件の ID。この ID はすべてのイベントで使用できるわけではなく、案件に関連するイベントに使用されます。

組織部門名 操作の適用先である組織部門の名前が示されます
Query

特定の検索でユーザーが入力した検索パラメータ

リソース

アクションに関連付けられているリソースのリスト。次の詳細を確認するには、リソースをクリックします。

  • リソース ID - リソースの識別子
  • リソース タイトル - リソースのタイトル
  • リソースタイプ - リソースのカテゴリ(Google ドライブのアイテム、メール、ルールなど)
  • リソースの関係 - リソースとイベントの関係
  • オーナーの詳細 - オーナーの種類やオーナーの ID など、リソース オーナーの詳細
  • リソースラベル - リソースの分類ラベルのリスト。リソースラベル IDリソースラベルのタイトルリソースラベル フィールドが含まれます。

    リソースラベル フィールド には、次のものが含まれます。

    • ラベル フィールド ID
    • ラベル フィールド名
    • ラベル フィールドの型 - ラベル フィールドのデータ型(次のようなもの)。
      • テキスト
      • 数値
      • 選択 - ID、表示名、バッジの有無が含まれます
      • 選択リスト
      • ユーザー - メールアドレスが含まれます
      • ユーザーリスト
      • 日付

この情報をカンマ区切り値(CSV)ファイルまたは Google スプレッドシートにエクスポートすると、セル内の 1 つのテキスト ブロックとして保存されます。

リソース名 アクションのリソース名(記録保持名、保存したクエリ名など)
リソース URL ユーザーが閲覧したドキュメントの URL
ターゲット ユーザー

対象ユーザー(保留にされたユーザーなど)のメールアドレス

: ユーザーの名前を変更すると、 以前のユーザー名に紐づくクエリ結果は表示されなくなります。たとえば、名前を OldName@example.com から NewName@example.com に変更した場合、 OldName@example.com に関連するイベントの結果は表示されません。

ログイベント データを管理する

検索結果の列データを管理する

検索結果に表示するデータ列を設定できます。

  1. 検索結果の表の右上にある、[列を管理]をクリックします。
  2. (省略可)現在の列を削除するには、削除アイコン をクリックします。
  3. (省略可)列を追加するには、[新しい列を追加] の横にある下矢印アイコン をクリックしてデータ列を選択します。
    以上の手順を必要なだけ繰り返してください。
  4. (省略可)列の順序を変更するには、目的のデータ列名をドラッグします。
  5. [保存] をクリックします。

検索結果データをエクスポートする

検索結果は、Google スプレッドシートまたは CSV ファイルにエクスポートできます。

  1. 検索結果の表の上部にあるすべてエクスポート アイコンをクリックします。
  2. 名前を入力 次に [エクスポート] をクリックします。
    書き出しの結果は、検索結果の表の下にある [「エクスポート」操作の結果] に表示されます。
  3. データを表示するには、エクスポートの名前をクリックします。
    エクスポートはスプレッドシートで開きます。

エクスポートには次の制限があります。

  • 書き出せる結果の合計は 100,000 行までに制限されています。
  • この機能に対応しているエディション: Frontline Standard、Frontline Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus、Enterprise Essentials Plus、Cloud Identity Premium。エディションを比較

    セキュリティ調査ツールを使用している場合、書き出せる結果の合計は 3,000 万行までに制限されます。

詳細については、検索結果をエクスポートするをご覧ください。

データを利用できる期間

調査を管理する

この機能に対応しているエディション: Frontline Standard、Frontline Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus、Enterprise Essentials Plus、Cloud Identity Premium。エディションを比較

調査のリストを表示する

自分がオーナーとなっている調査と、自分が共有メンバーとなっている調査のリストを表示するには、[調査を表示] をクリックします。調査のリストには、調査の名前、説明、オーナー、最終更新日が含まれます。

このリストでは、調査を削除するなど、自分がオーナーとなっているすべての調査に対して操作を行うことができます。調査のチェックボックスをオンにして、[操作] をクリックします。

: 保存した調査は、調査リストのすぐ上にある [クイック アクセス] で確認できます。

調査の設定を行う

特権管理者は、[設定]アイコン をクリックして、次の操作を行うことができます。

  • 調査のタイムゾーンを変更する。このタイムゾーンは検索条件と結果に適用されます。
  • [要審査] をオンまたはオフにする。詳しくは、一括操作には審査担当者の設定を必須とするをご確認ください。
  • [コンテンツを表示] をオンまたはオフにする。この設定により、適切な権限を持つ管理者がコンテンツを閲覧できるようになります。
  • [操作を実行する理由] をオンまたはオフにする。

詳しくは、調査の設定を行うをご覧ください。

調査を保存、共有、削除したり、調査のコピーを作成したりする

検索条件を保存したり他のユーザーと共有したりする場合は、調査を作成して保存した後に、共有、複製、削除を行います。

詳しくは、調査を保存、共有、削除したり、調査のコピーを作成したりするをご確認ください。