問題
Google Workspace を優先して分割配信ルールを設定する方法。つまり、ドメインの MX レコードが Google のメールサーバーを参照するように設定する方法。
環境
- Gmail
解決策
- 管理コンソールで [ルートを追加] 設定を使用して Gmail 以外のサーバーを追加します。
- 管理コンソールから行う場合。
- メニュー > [アプリ] > [Google Workspace] > [Gmail] > [ホスト] に移動します。
- [ルートを追加] をクリックします。
- [メールルートを 追加] ボックスに、新しいメールルートの名前または説明を入力します。このフィールドが空の場合、新しい設定を保存することはできません。
- メールサーバーを指定します。
- メニューをクリックして、ホストのオプション [単一ホスト] または [複数のホスト] を選択します。
- ホスト オプション メニューで、サーバーの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
- [単一ホスト] を選択した場合は、サーバーのホスト名(推奨)または IP アドレスを入力します。ポート番号(25、587、または 1024 ~ 65535 の数値)を入力します。単一ホストのオプションにポート 465 を使用することはできません。
- [複数のホスト] を選択した場合は、ロード バランシングとバックアップに複数のプライマリ ホストとセカンダリ ホストを指定します。[プライマリ] ホストテーブルと [セカンダリ] ホストテーブルに、サーバーのホスト名(推奨)または IP アドレスを入力します。
各テーブルで、追加するサーバーの合計負荷が 100% になるようにしてください。たとえば、[プライマリ] ホストテーブルで 2 つのホストを追加した場合、各サーバーの [負荷 %] フィールドに「50」と入力します。
- 新しいルートのオプションを選択します。新しいルートでは、[推奨] オプションがデフォルトでオンになります。
- ホストで MX ルックアップを実行する - 入力したドメインに関連付けられたホストに配信します。ドメインを入力した場合は、このチェックボックスをオンにして、ホストの MX レコードを確認し、ドメインの MX レコードでサーバーに配信します。メールサーバーを入力した場合は、このチェックボックスをオフのままにします。
- メールの送受信時にセキュアなトランスポート(TLS)接続を必須にする(推奨)- 送信側のメールサーバーと受信側のメールサーバーの間で、Transport Layer Security(TLS)を使用してメールを暗号化します。
- CA の署名済み証明書を必須にする(推奨)- クライアントの SMTP サーバーは、Google が信頼する認証局によって署名された証明書を提示する必要があります。
- 証明書のホスト名を検証する(推奨)- 受信側のホスト名が SMTP サーバーから提示された証明書と一致していることを確認します。
- 追加したサーバーへの接続を確認するには、[TLS 接続をテスト] をクリックします。
- [メールルートを追加] ボックスの下部にある [保存] をクリックします。変更には最長で 24 時間ほどかかることがあるが、通常はこれより短い時間で完了する
- 分割配信を設定します。
- Google 管理コンソールで管理する。
- メニュー > [アプリ] > [Google Workspace] > [Gmail] > [ルーティング] に移動します。
- アクセスするには Gmail 設定の管理者権限が必要です。
- [ルーティング] タブで [ルーティング] までスクロールします。
- [構成] または [別のルールを追加] をクリックします。[設定を追加] ボックスが開きます。
- [設定を 追加] ボックスに、新しいルールの名前または説明を入力します。このフィールドが空の場合、新しいルールを保存できません。
- [影響を受けるメール] で、[受信] チェックボックス、[内部 - 受信] チェックボックス、またはその両方をオンにします。
- 受信 - 外部の送信者から受信したメールは、プライマリ サーバーとセカンダリ サーバーの両方に配信されます。
- 内部 - 受信 - 内部の送信者から受信したメールは、プライマリ サーバーとセカンダリ サーバーの両方に配信されます。内部の送信者からのメールの [From] 欄には、組織のドメインまたはサブドメインが含まれます。
- 上記の種類のメッセージの場合。
- メニューをクリックして [メッセージを変更] を選択します。
- [ルートを変更] ボックスをクリックします。
- [ルートを変更] でメニューをクリックし、該当するメッセージの配信先となる外部サーバーを選択します。
- 下にスクロールして、[オプションを表示] をクリックします。
- オプション。
- [影響を受けるアカウントの種類] で、[認識できない、キャッチオール] チェックボックスをオンにします。[Users] と [Groups] のチェックボックスはオフにします。
- (省略可)指定した送信者または受信者にのみこの設定を適用するには:
- [エンベロープ フィルタ] で、一方または両方のチェックボックスをオンにします。
- メニューをクリックして、送信者と受信者のアドレスを照合するオプションを選択します。
- 照合するメールアドレス、パターン、またはグループを入力します。
- すべての送信者と受信者についてこの手順を繰り返します。
- [設定を追加] ボックスの下部にある [保存] をクリックします。変更には最長で 24 時間ほどかかることがありますが、通常はこれより短い時間で完了します。