5. カレンダーのユーザーに Exchange リソースの予約を許可する(省略可)

管理者は、Google カレンダーのユーザーが会議のスケジュールを設定する際に Microsoft Exchange のカレンダー リソース(会議室など)を予約できるように設定できます。

現在: 手順 5/5

Exchange リソースの予約を設定する

手順 1: Exchange で追加の役割アカウントを作成する

Microsoft 365(Graph API)タイプのエンドポイントには必要ありません。

Google Workspace ユーザーがカレンダーの予定にリソースを追加すると、候補を表示するために複数の Exchange リソースの空き情報が確認されます。これにより、Exchange へのトラフィックが増加し、Exchange のメインのロール アカウントが圧迫される可能性があります。

これを回避するには、メールボックスの役割を持つアカウントを 10 個設定する必要があります。これらのアカウントは、カレンダーのユーザーに Exchange の空き情報の参照を許可するで作成したメインのロール アカウントとは別に設定します。Google はこれらの追加のロール アカウントを使用して、Exchange のカレンダー リソースの空き情報を確認するときの負荷を分散します。

ロール アカウントを設定する

  1. カレンダーのユーザーに Exchange の空き情報の参照を許可するで作成したメインのロール アカウントが、メール ユーザー アカウントではなくメールボックス アカウントであることを確認します。
  2. 追加で 10 個のメールボックス役割アカウントを Exchange に設定します。カレンダーのユーザーに Exchange の空き情報の参照を許可するで作成したメインのロール アカウントのパスワードを再度使用する必要があります。

    メールボックスのロール アカウントを追加で作成する方法について詳しくは、Microsoft のドキュメントをご確認ください。

例: オンプレミスの Exchange サーバー上で Exchange Powershell を使用してロール アカウントを作成する

$password = (ConvertTo-SecureString -String 'password' -AsPlainText -Force)
for ($i=1; $i -le 10; $i++) { New-Mailbox -name "Calendar Interop Load Balancing Account $i" -userprincipalname "calendar_interop_load_balancing_account$i@your_domain" -password
$password }

例: Exchange Online(Microsoft 365)上で Exchange Powershell を使用してロール アカウントを作成する

$password = (ConvertTo-SecureString -String 'password' -AsPlainText -Force)
for ($i=1; $i -le 10; $i++) { New-Mailbox -name "Calendar Interop Load Balancing Account $i" -MicrosoftOnlineServicesID "calendar_interop_load_balancing_account$i@your_domain" -password
$password }

passwordyour_domain は実際の値に置き換えてください。

手順 2: Exchange リソースの予約を有効にする

この操作を実施するには、特権管理者としてログインする必要があります。
  1. Google 管理コンソールで、メニュー アイコン 次に [アプリ] 次に [Google Workspace] 次に [カレンダー] に移動します。

    アクセスするにはカレンダーの管理者権限が必要です。

  2. [カレンダーの相互運用管理] をクリックします。
  3. [Exchange リソースの予約] で、編集アイコン 次に [カレンダーでの Exchange の空き情報] 次に [リソースの予約] をクリックします。

    一連の構成手順が記載されたボックスが開きます。

  4. 管理者として PowerShell を実行します。
  5. Exchange 環境のリソースの外部処理を有効にするには、次のコマンドを実行します。

    $Members = Get-Mailbox -Filter {(RecipientTypeDetails -eq "RoomMailbox")}
    foreach ($r in $Members) { $r | Set-CalendarProcessing -ProcessExternalMeetingMessages $true}
    
  6. Exchange 環境内のすべてのリソースをカレンダーの相互運用リソース リストに追加するには、次のコマンドを実行します。

    $Members = Get-Mailbox -Filter {(RecipientTypeDetails -eq "RoomMailbox")} | Select -ExpandProperty Alias
    New-DistributionGroup -Name "Calendar Interop Resources" -RoomList -Members $Members
    
    
    既存の「Calendar Interop Resources」リストに新しい会議室を追加し、その会議室の外部処理を有効にするには、次のコマンドを実行します。
    Add-DistributionGroupMember -Identity "Calendar Interop Resources" -Member "roomEmail"
    Set-CalendarProcessing -Identity "roomEmail" -ProcessExternalMeetingMessages $true
  7. [リソース予約の設定を行いました] をクリックし、[保存] をクリックします。

手順 3: Exchange リソースを更新して空き情報を確認する

  1. トラブルシューティング ツールで、[リソースリストのテスター] 次に [テストの実施] をクリックします。

    手順 2(このページの前の部分)で追加したリソースのリストが表示されます。リソースが表示されるまでに最長で 30 分ほどかかる場合があります。

  2. トラブルシューティングを閉じます。
  3. [リソースの空き情報検索のテスター] に Exchange のカレンダー リソースのメールアドレスを 1 つ以上入力し、[テストの実施] をクリックします。

    合計 10 回(追加したメールボックスの役割アカウントごとに 1 回)のテストが正常に実行されたことを確認します。

手順 4: Exchange リソースの予約の設定を確認する

  1. Google Workspace アカウントにログインします。
  2. Google カレンダーで予定を作成します。
  3. [その他のオプション] をクリックします。
  4. 右側にある [会議室] をクリックします。

    追加した Exchange リソースが会議室の候補として表示されます。

  5. 予定に追加する会議室またはリソース 次に [保存] をクリックします。

    詳しくは、予定に会議室を追加するをご覧ください。

  6. プロンプトが表示されたら、[外部のゲストを招待] を選択します。

    予約メールが Exchange リソースに送信され、リソースが予約されます。

  7. リソースが予約されない場合は、リソースが利用可能になっていることを確認します。詳しくは、このページの上部の手順 2 をご覧ください。

ステップ 5: Google Workspace ユーザー用のフィルタを作成する

Google Workspace ユーザーからの予約リクエストのみを許可するフィルタを作成するには、Exchange で次のパラメータを使用してメールフローのルールを設定します。

  • [このルールを適用する条件] 次に [この受信者] で、カレンダーからの予約リクエストを許可するリソースをすべて入力します(例: room221@altostrat.com)。
  • [実行する処理] 次に [メッセージをブロックする] で、[だれにも通知せずにメッセージを削除する] を選択します。
  • [ただし次の場合を除く] 次に [送信者のドメインが次の値である] で、Google Workspace ドメインを入力します。

重要: Exchange ユーザーからのメールがブロックされないように、Exchange ドメインをブロックルールの例外リストに追加してください。

メールフローのルール作成について詳しくは、Microsoft のドキュメントをご確認ください。

Google Cloud Directory Sync をご使用の場合

Google Cloud Directory Sync(GCDS)を使用して Exchange リソースを Google Workspace と同期する場合は、Google Workspace ユーザーに重複するリソースが表示されないようにする必要があります。続行するオプションを選択します。

方法 1: カレンダーの相互運用を利用して Exchange リソースを使用する

カレンダーの相互運用を利用して、ユーザーのアクセス先を Google Workspace の代わりに Exchange リソースにすることができます。この場合は、Google Workspace からリソースを削除し、通常どおりにカレンダーの相互運用を利用した会議室予約を設定することをおすすめします。詳しくは、カレンダー リソースの同期についてのページをご覧ください。

重要: この方法を使用して続行すると、Google 側のリソース カレンダーの内容が完全に削除されます。

方法 2: Google Workspace リソースと Exchange リソースを併用する

ユーザーが Google Workspace と Exchange の両方のリソースにアクセスできるようにします。この場合、リソースが重複して表示されないようにするには、続行する前に次の点を確認してください。

カレンダーの相互運用に関する問題のトラブルシューティング


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