この記事は Google Workspace 管理者を対象としています。 個人用 Gmail を別のメール クライアント(Microsoft Outlook や Apple Mail など)と同期するには、 POP または IMAPの設定手順に沿って対応してください。
組織内のユーザーが Google Workspace アカウントのメールアドレスを Microsoft Outlook や Apple Mail などの他のメール クライアントと同期するには、管理者が Google 管理コンソールで POP または IMAP を有効にする必要があります。すべてのユーザーに対して有効にすることも、特定のグループや部門のユーザーに対してのみ有効にすることもできます。
始める前に
有効にする機能と、使用できるクライアントを決定する
- POP、IMAP、またはその両方を有効にする \- POP と IMAP の両方を有効にしたり、それぞれを個別に有効にしたりできます。
- ユーザーが使用できる IMAP クライアントを制限する - すべての IMAP クライアントを許可することも、許可するクライアントを指定することもできます。指定するメール クライアントは OAuth をサポートしている必要があります。OAuth では、ユーザー名やパスワードなどの情報を秘密にしたまま、ユーザーが特定のデータをアプリケーションと共有できます。
- OAuth に対応していないメール クライアントを使用する—OAuth に対応していないメール クライアントでも POP または IMAP を使用できますが、管理者がすべてのクライアントを許可する必要があります。組織内のユーザーが OAuth に対応していないクライアントを使用する場合は、次の操作を行います。
- Google 管理コンソールで、安全性の低いアプリを有効にします。安全性の低いアプリへのアクセスを管理するの手順に沿って操作してください。
- ユーザーに安全性の低いアプリと Google アカウントの手順に沿って安全性の低いアプリをオンにしてもらいます。
管理者が POP または IMAP を無効にした場合
- それまで POP または IMAP メール クライアントでメールを受信できていた場合も、メールを受信できなくなります。
- Gmail では POP と IMAP を設定できません。
- モバイル デバイスのユーザーが管理対象の Google Workspace アカウントのメールを開くには、Gmail アプリを使用する必要があります。IMAP メール クライアントにログインしようとしても、ログインできません。
iOS Mail で IMAP を無効にする前に
IMAP を無効にする場合は、Gmail が iOS のメールと同期されなくなることを、事前に iPad と iPhone のユーザーに伝えてください。Google コンタクトや Google カレンダーの予定を iOS アプリに同期するには、そのデータをプッシュするようモバイル管理サービスを設定する必要があります。
- Google エンドポイント管理を使用する場合は、管理コンソールで Google アカウント設定をセットアップする必要があります。iOS アプリに必要な Google サービスへのアプリアクセスが制限されている場合は、明示的に iOS アプリを信頼することも必要です。手順については、iOS デバイスに設定を適用するの CalDAV と CardDAV のカスタム プッシュ設定をご覧ください。
- 他のモバイル管理サービスをご利用の場合は、そのサービスでの手順をご確認ください。
- モバイル管理サービスを使用しない場合、iOS デバイスのユーザーは Google のアプリを使用して、Google Workspace アカウントのコンタクトとカレンダーの予定にアクセスする必要があります。
関連トピック
手順 1: POP と IMAP を有効にする
始める前に: この設定に対する部門やチームを設定する必要がある場合は、組織部門を追加するをご覧ください。
-
Google 管理コンソールで、メニュー アイコン
[アプリ]
[Google Workspace]
[Gmail]
[エンドユーザーのアクセス] に移動します。
アクセスするには Gmail の「設定」管理者権限が必要です。
- (省略可)設定を部門やチームに適用するには、横で組織部門 を選択します。
[POP と IMAP アクセス] までスクロールし、POP、IMAP、またはその両方をオンにします。対象:
- POP アクセス \- [どのユーザーも POP アクセスを使用できるようにする] チェックボックスをオンにします。
IMAP アクセス \- [どのユーザーも IMAP アクセスを使用できるようにする] チェックボックスをオンにし
次のいずれかを選択します。
- 任意のメール クライアントの使用を許可します
ユーザーに使用を許可するメール クライアントを制限します(OAuth メール クライアントのみ) 。次に、OAuth クライアント ID の欄に、許可する クライアントの ID をカンマで区切って入力します。
- Apple iOS メール \- 450232826690-0rm6bs9d2fps9tifvk2oodh3tasd7vl7.apps.googleusercontent.com
- Apple Mac メール \- 946018238758-bi6ni53dfoddlgn97pk3b8i7nphige40.apps.googleusercontent.com
その他のクライアント—このページの使用しているメール クライアントの OAuth ID を見つけるに記載されている手順に沿って対応します。
重要: このオプションを使用すると、ユーザーは管理者に指定された クライアントとのみ同期できます。このオプションは、サービス アカウントを介したドメイン全体の委任を使用するサードパーティ製メール クライアントではサポートされていません。詳しくは、 ドメイン全体の委任 とサービス アカウントについてのページをご覧ください。
-
[保存] をクリックします。または、組織部門の [オーバーライド] をクリックします。
後で継承値を復元するには、[継承] をクリックします。
POP または IMAP を有効にする組織部門ごとに同じ手順を繰り返します。
使用しているメール クライアントの OAuth ID を見つける
OAuth ID を取得するには、ご利用のサードパーティ製メール クライアントの提供元にお問い合わせください。
そのメール クライアントを別の Google Workspace サービスで使用している場合は、Google 管理コンソールで OAuth ID を見つけられる場合があります。方法は次のとおりです。
-
Google 管理コンソールで、メニュー アイコン
[セキュリティ]
[アクセスとデータ管理]
[API の制御]
[サードパーティ製アプリのアクセスを管理] に移動します。
この操作を実施するには、特権管理者としてログインする必要があります。
- 表でサードパーティのメール クライアントを見つけ、OAuth ID を確認するには、[ID] に移動します。
親組織部門で一括変更を行う
多くの組織部門を管理している場合は、子組織部門ごとに個別に更新するのではなく、親組織部門で一括変更を行うことで時間を節約できます。
設定が適用される親組織部門は通常、Gmail のエンドユーザーのアクセス設定の [POP と IMAP アクセス] に表示されます。ただし、この親組織の設定がオーバーライドされている場合は表示されないことがあります。
設定が適用される親組織部門を見つけるには:
- 組織ツリーで、オーバーライドしている組織部門の横にあるドットを探します。
- 組織部門の階層を下から上にたどって、設定の継承を確認し、親組織部門を見つけます。
注: 最上位の組織部門には対応するドットはありませんが、 設定が適用される親組織部門である可能性があります。
手順 2: ユーザー アカウントで POP と IMAP を有効にする(OAuth に対応していないクライアントのみ)
管理者が管理コンソールで POP と IMAP を有効にした場合、ユーザーも Gmail で POP と IMAP アクセスを設定する必要があります。
以下の手順に沿って対応するようユーザーに案内してください。
- POP の場合 - POP を使用して他のメール クライアントで Gmail のメールを読む
- IMAP の場合 - 別のメールアプリからメールを取得する(IMAP)
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