GCDS のベスト プラクティス

Google Cloud Directory Sync(GCDS)による同期をスムーズに行えるように、次のような対応をおすすめします。

GCDS の環境を整える

  • システム要件(特に RAM の空き容量)を確保する - LDAP ディレクトリから多数のエンティティを同期する場合は、GCDS サーバーに十分な RAM 容量があることを確認します。また、GCDS の最新バージョンを実行していることを確認してください。
  • 設定が安全であることを確認する - GCDS がインストールされているパソコンがセキュリティで保護されていることを確認します。XML 構成ファイルに保存されている認証情報は暗号化されますが、攻撃者がパソコン自体にアクセスできた場合、XML ファイルと暗号鍵が両方とも取得されるおそれがあります。
  • LDAP ホスト名をベース DN に合わせる - Active Directory を使用している場合は、ホスト名設定が構成マネージャーのベース DN 設定と一致していることを確認します。より高いレベルに設定すると、最初の 1,000 人のユーザーの後、または構成したページサイズに達したときに同期が停止する可能性があります。または、ベース DN にユーザー アカウント オブジェクトを保持するドメイン コントローラ(dc01.example.com など)を選択します。
  • LDAP データを更新して同期のシミュレーションを行う - LDAP データの準備ができたら、同期のシミュレーションを行って設定を検証します。その後、完全な同期を実行して更新内容を Google アカウントに転送します。GCDS が最適に動作するのは、Google データが同期プロセスによって更新される場合です。
  • 管理対象外のユーザーを確認して移行する - 最初の同期を実行する前に、既存の管理対象外の個人用アカウントと管理対象外の仕事用アカウントを確認します。これらのアカウントを確認するには、管理コンソールのメニュー アイコン 次に [ディレクトリ] 次に [管理対象に含まれないユーザー] に移動します。これにより、競合するアカウント エラーが発生しなくなります。詳しくは、管理対象外の個人アカウントを移行すると管理対象外の仕事用アカウントを移行するをご覧ください。

ユーザー アカウントと管理者アカウントを管理する

  • ユーザー アカウント: 削除ではなく停止する - ユーザー アカウントが LDAP ディレクトリにない場合は、そのアカウントを削除するのではなく停止するように GCDS を設定します。削除したアカウントは 20 日後に取得できなくなりますが、アカウントを停止した場合、データは保持されます。停止中のアカウントのメールや Google ドライブのコンテンツを、別のアカウントに移行することもできます。

  • 別のスケジュールでユーザー アカウントを同期する - ユーザー アカウントを別の頻度の高いスケジュールで同期することで、LDAP ディレクトリで変更されたユーザー アカウントをすばやく作成して一時停止できます。緊急性の低い変更(共有連絡先の更新やグループ メンバーシップなど)は、同期の頻度を低くすることができます。コマンドラインを使用して、ユーザー アカウントのみを同期します。

  • 管理者アカウント: 停止も削除もしない - デフォルトでは、LDAP ディレクトリにない Google 管理者アカウントが GCDS によって停止または削除されることはありません。この設定を維持し、Google 管理者アカウントが失われないようにしてください。

ルールと制限を使用してデータを同期する

  • 削除の上限を確認する - 同期する各項目の GCDS 削除の上限を確認します。上限がアカウント サイズに関連付けられ、妥当な割合またはアイテム数に基づいていることを確認します。

  • 除外ルールを使用して Google アカウントのユーザーまたはグループを保持する - LDAP ディレクトリに存在しないユーザー アカウントまたはグループが Google にある場合は、除外ルールを使用して、ユーザーまたはグループが Google アカウントに残るようにします。除外ルールを使用する前に、その使い方について十分に理解してください。

  • 詳細な検索ルールを使用して LDAP データを除外する - LDAP ディレクトリ内のエンティティが Google アカウントに同期されないようにする場合は、詳細な検索ルールを使用することをおすすめします。検索ルールは LDAP 除外ルールよりも管理が簡単で、同期のパフォーマンスを向上させることができます。検索ルールを使用する前に、その使い方をよく理解してください。

次のステップ

GCDS をダウンロードしてインストールする


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