新しいデータ移行サービスを使用して、Yahoo!、iCloud メール、GoDaddy、Zoho、Titan などの IMAP ベースのプロバイダから Google Workspace にメールデータをコピーします。
特に指示がない限り、組織の Google Workspace アカウントを使用して Google 管理コンソールで次の手順を実施します。
始める前に
- 移行の準備をするに記載されている要件を完了します。
- 特権管理者が移行を設定して実行していることを確認してください。販売パートナーが顧客のアカウントのデータを移行することはできません。
- サーバーが Google の IP アドレス範囲に接続していることを確認します。
- IMAP アカウントと Workspace アカウントで IMAP が有効になっていることを確認します。
- ユーザー アカウントが組織に属している場合は、管理コンソールで IMAP を有効にします。詳しくは、ユーザーに対して POP と IMAP を有効または無効にするをご覧ください。
- ユーザー アカウントが組織に属していない場合は、別のメール プラットフォームからメールを取得するの手順に沿って、自身のアカウントに対し IMAP を有効にするようユーザーに伝えます。
移行を実行する
この操作を行うには、特権管理者としてログインする必要があります。
ステップ 1: IMAP サーバーに接続する
-
Google 管理コンソールで、メニュー アイコン
[データ]
[データのインポートとエクスポート]
[データの移行(新規)] に移動します。
この操作を行うには、特権管理者としてログインする必要があります。
- [IMAP] で [移行] をクリックします。
- [IMAP サーバー アドレス] のリストからサーバーを選択するか、サーバー名を手動で入力します(例: imap.example.com)。
この情報についてサポートが必要な場合は、一般的な IMAP ベースのウェブメール プロバイダの接続情報をご覧ください。
- [接続をテスト] をクリックします。
接続に成功すると、[接続済み] という通知が表示されます。
一般的な IMAP ベースのウェブメール プロバイダの接続情報
ご利用のプロバイダがここに掲載されていない場合は、プロバイダのドキュメントでこれらの情報をご確認ください。
| ウェブメール プロバイダ | IMAP サーバーのアドレス |
|---|---|
| 123 Reg |
|
| 1&1 IONOS |
|
| AOL | imap.aol.com |
| Apple iCloud | imap.mail.me.com |
| Bluehost | mail.example.com(example.com はドメイン名) |
| DreamHost | imap.dreamhost.com |
| Fastmail | imap.fastmail.com |
| Gandi.net | mail.gandi.net |
| HostGator | gator####.hostgator.com(####は cPanel の左側に表示されている HostGator サーバー名) |
| Hostinger | imap.hostinger.com |
| Locaweb | email-ssl.com.br |
| Namecheap | mail.privateemail.com |
| one.com | imap.one.com |
| OVHcloud | ssl0.ovh.net |
| Rackspace | secure.emailsrvr.com |
| Titan | imap.titan.email |
| Yahoo! (Yahoo! Small Business を含む) | imap.mail.yahoo.com |
| Yandex |
|
| Zoho |
|
ステップ 2: 移行するユーザーを選択する
IMAP アカウントと Workspace アカウントを接続したら、ユーザーのメール アカウントをマッピングして、メールアドレスを Workspace にコピーする必要があります。マッピング オプションは、組織内のユーザー数によって異なります。
各ユーザーの IMAP パスワードと、IMAP および Workspace のメールアドレスを指定する必要があります。一部の IMAP サーバーでは、ユーザーがアプリケーション固有のパスワード(ASP)を作成する必要があります。詳しくは、アプリケーション固有のパスワードまたは IMAP サーバーのドキュメントをご覧ください。
データ移行サービスを使用して、単一の IMAP ユーザーを複数の Workspace ユーザーに移行することはできません。1 対 1 または多対 1 のマッピングを指定する必要があります。
ユーザー数が 20 人以下の場合
組織が小規模な場合は、移行するユーザーごとに情報を直接入力できます。
カンマ区切り値(CSV)ファイルを使用してユーザーをマッピングする場合は、ユーザー数が 20 を超える場合をご覧ください。以下の手順を開始して CSV アップロード プロセスに切り替えると、手動で入力したデータが CSV ファイルによってすべて削除されます。
- [IMAP メールアドレス] に、ユーザーの IMAP メールアドレスを入力します。
- [IMAP パスワード] に、ユーザーの IMAP アカウントのパスワードを入力します。
- [Workspace のメールアドレス] のリストでユーザーの Workspace アドレスを選択するか、手動で入力します。
- [ユーザーを追加] をクリックします。
ユーザーの IMAP メールアドレスと Workspace のメールアドレスは、テキスト フィールドの下の表で確認できます。
- (省略可)ユーザー マッピングを削除するには、ユーザーの行の横にある削除アイコン
をクリックします。マッピングを削除しても、ユーザーやユーザーのデータは削除されません。
- 組織内のユーザーごとにこの手順を繰り返します。
- [変更を保存] をクリックします。
移行する IMAP ユーザーごとに、IMAP メールアドレス、IMAP パスワード、Workspace アドレスを含む CSV ファイルを作成してアップロードします。必要な列を含む新しい CSV ファイルを作成するか、サンプル ファイルをダウンロードして行を追加します。完了した CSV ファイルのサイズは 128 MB 未満である必要があります。
一度に最大 100 人の IMAP ユーザーのデータを移行できます。ユーザーやフォルダを追加で移行する必要がある場合は、別の移行を開始する必要があります。
CSV ファイルを作成するには:
- Workspace 管理者アカウントを使用して、スプレッドシート プログラムを開きます。または、管理コンソールで [サンプル CSV ファイルをダウンロード] をクリックします。
- 最初の列にヘッダー [Source ImapUser] を追加し、ユーザーの IMAP メールアドレスを入力します。
ユーザーのリストは管理コンソールからダウンロードできます。詳しくは、ユーザーリストをダウンロードするをご覧ください。
- 2 番目の列にヘッダー [Source ImapPassword] を追加し、ユーザーの IMAP アカウントのパスワードを入力します。
- 3 番目の列にヘッダー [TargetGUser] を追加し、ユーザーの Workspace メールアドレスを入力します。
例:
Source ImapUser
Source ImapPassword Target GUser user1@example.com
password1 user1@other-company.com user2@example.com
password2 user2@other-company.com - スプレッドシートを CSV ファイルとして保存します。
- ファイルを Google 管理コンソールにアップロードします。
- 管理コンソールで、[CSV をアップロード] をクリックします。
- ファイルを選択
[開く] をクリックします。
- タスクアイコン
をクリックして、ファイルが正常にアップロードされたことを確認します。
- CSV ファイルが正常にアップロードされない場合:
- ファイルを選択し、削除アイコン
[はい] をクリックして確定します。
- 新しいファイルを作成して、もう一度アップロードしてください。
この問題が繰り返し発生する場合は、Google Workspace サポートにお問い合わせください。
- ファイルを選択し、削除アイコン
(省略可)手順 3: 移行設定を選択する
移行設定を選択して、移行するメッセージのタイプを指定します。次のオプションの一部またはすべてを調整できます。
- [開始日] をクリックし、メールの移行元の日付を入力します。
新しいデータ移行サービスでは、選択した日付から移行を開始した日付までのメールが移行されます。
- 削除済みのメールを移行するには、[削除済みメールを移行する] チェックボックスをオンにします。
- [迷惑メール] ラベルが付いたメールを移行するには、[迷惑メールを移行する] チェックボックスをオンにします。
- 特定のラベルが付いたメールを移行しない場合は、[特定のフォルダを移行対象から除外する] チェックボックスをオンにし、ラベル名をカンマで区切って入力します。
詳しくは、フォルダを移行対象から除外する方法をご覧ください。
- [保存] をクリックします。
- 各フォルダまたはサブフォルダを個別に入力します。
- サブフォルダを追加する場合はフルパスを使用し、親フォルダとサブフォルダをスラッシュ(/)で区切ります。
例: 「旅行」というフォルダとその子フォルダ「アジア」を除外するとします。「旅行」「旅行/アジア」と入力します。
ステップ 4: 移行を開始して進行状況を確認する
この操作を行うには、特権管理者としてログインする必要があります。
- [移行を開始] をクリックします。
この操作により、ドメイン全体の委任も付与され、移行先アカウントにデータ移行(新規)用のクライアント ID が作成されます。詳しくは、API アクセスをドメイン全体の委任で制御するをご覧ください。
- ステータスが [処理中] に変わり、次の情報がリアルタイムで更新されます。
- 検出されたタスク - 移行、スキップ、または失敗したアイテム(メッセージ、ラベル、その他のタスク)の合計数
- 警告 - 移行はしたものの、想定どおりに完了できなかったアイテムの数
- 失敗 - エラーが原因で移行に失敗したアイテムの数
- スキップ - スキップされた項目の数
- 成功 - 正常に移行されたアイテムの数
- 移行されたユーザー数 - 移行が完了したユーザーの数
- 検出されたメール数 - 移行されたメール、スキップされたメール、失敗したメールの数
- 移行されたメール数 - 移行されたメールの数
- スキップされたメール - スキップされたメールの数
- 移行できなかったメール数 - 移行に失敗したメールの数
移行が完了すると、移行の統計情報が記載されたメールが届き、レポートが添付されます。
- レポートをエクスポートして解釈するには、メール移行レポートについて理解するをご覧ください。
(省略可)手順 5: 差分移行を実施する
移行後に IMAP アカウントに追加されたデータを移行するには、差分移行を実行します。詳しくは、差分移行を実施するをご覧ください。
移行を完了する
重要: 移行を終了すると、その設定データやレポートにアクセスできなくなります。
完了した移行に関する情報は、移行を終了するまで管理コンソールに表示されます。完了した移行を終了するまで、新しい移行を開始することはできません。完了した移行を終了するには:
- (省略可)移行レポートをエクスポートするには、メール移行レポートについて理解するをご覧ください。
- [移行を終了]
[移行を終了して削除] をクリックします。
終了すると、クライアント ID が削除され、ドメイン全体の委任設定のクライアントとしての [データの移行(新規)] が削除されます。