Exchange Online のデータ インポートでインポートされるデータ

この機能に対応しているエディション: Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Fundamentals、Education Standard、Education Plus、 Essentials Starter、Essentials、Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus、Nonprofits、G Suite Basic、G Suite Business。 エディションを比較する

データ インポート ツールを使用して、Microsoft Exchange Online のデータを組織の Google Workspace ユーザーにコピーできます。メール、カレンダー、連絡先のデータをインポートできます。

このツールでは、Exchange Online の既存のデータが削除または変更されることはありませんが、Workspace では一部の機能が対象外です。

データのインポート方法(2 種類)

新しいデータ インポート ツールを使用して、Exchange Online から Workspace にデータをインポートする方法は 2 種類あります。

  • デフォルトのデータ インポート—Google の共有 API 割り当てを使用します。一度に最大 1,000 人の Exchange Online ユーザーのデータをインポートできます。詳しくは、Exchange Online のデフォルトのデータ インポート方法を使用するをご覧ください。

  • 高度なデータ インポート—独自の専用 API 割り当てを使用します。Azure ポータルで Microsoft Azure アプリケーションを設定すると、Exchange Online のデータをバッチで Workspace にインポートできます。1 つのバッチに最大 5,000 人のユーザーを追加でき、一度に最大 10 個のバッチをインポートできます。この方法でデータを Workspace にインポートするには、Exchange Online の高度なデータ インポート方法を使用するをご覧ください。

インポートされるデータと機能

次のメールデータがインポートされます。

  • メール - すべてのフォルダとサブフォルダ内のすべてのメール(下書きと送信済みアイテムを含む)。迷惑メールと削除済みアイテムは除外できます。
  • フォルダとサブフォルダ - Gmail にはラベルとしてインポートされます。詳しくは、 フォルダのインポート方法(このページの後半)をご覧ください。
  • 添付ファイル - メールと添付ファイルの合計が 150 MB を超える場合や、ファイル形式が Gmail によってブロックされている場合を除き、Gmail にインポートされます。詳しくは、 Gmail でブロックされるファイルの種類をご覧ください。
  • ステータス - メールの既読と未読のステータス
  • [重要度レベル] - 重要度レベルが [] のメールは、 [重要] ラベルが付けられてインポートされます。重要度が [] または [] のメールには [重要] ラベルが付けられません。
  • 共有メールボックス - 通常のメールボックスとして Gmail にインポートされます。インポート後に Gmail の委任を有効にできます。詳しくは、ユーザーが自分の Gmail アカウントへのアクセスを委任できるようにするをご覧ください。
  • メールのステータス インジケーター - スヌーズされたメールは、カスタムの [**スヌーズ中**] ラベルでインポートされます。アーカイブ済みのメールは、カスタムの [Archive_] ラベルでインポートされます。

次のカレンダー データがインポートされます。

  • カレンダー - メイン カレンダーと追加されたカレンダーがインポートされます。
  • リソース カレンダー - 適切なマッピングが指定されている場合はインポートされます。
  • インポート開始日以降のイベント(設定可能)
    • 終日の予定。
    • 対象のメール ID を持つ参加者(参加者のマッピングが指定されている場合)。
    • ステータス、感度、リマインダー。
  • 定期的な予定 - 終了日のない定期的な予定は、終了日が 2099 年 12 月 31 日としてインポートされます。
  • タイムゾーン - イベントのタイムゾーンがインポートされます。
  • Microsoft Teams の会議 - 会議のリンクがインポートされます。会議は Google Meet 会議に変換されません。

次の連絡先データがインポートされます。

  • 連絡先 - 組織内の削除されていないすべての連絡先がインポート対象となり、 個々のユーザーの連絡先がインポートされます。組織で登録できる連絡先は最大 27,000 件です。
  • フォルダ - 削除されていないすべての連絡先フォルダがインポートされます。詳しくは、フォルダのインポート方法(このページの後半)をご覧ください。
  • カテゴリ - 連絡先が 1 件以上あるすべてのカテゴリがインポートされます。カテゴリは Google コンタクトではラベルになります。
  • 連絡先情報
  • 連絡先電話番号 - ビジネス用と自宅用のすべての電話番号がインポートされます。連絡先ごとに 1 つの携帯電話番号がインポートされます。

インポートされないもの

次のメールデータはインポートされません。

  • サイズが 150 MB を超えるメール
  • [差出人] ヘッダーのないメールの下書き
  • カテゴリ
  • [メモ] またはそのサブフォルダ内のメール
  • 元の場所のアーカイブ メールボックス
  • 固定、フラグ、スケジュール設定などの、特定のメール ステータス インジケーター
  • 共有フォルダ
  • スター付きフォルダのステータス

次のカレンダー データはインポートされません。

  • カレンダー固有の設定(色、タイムゾーンなど)。
  • Google カレンダーでサポートされていないリソースの追加カレンダー。
  • 共有カレンダーは、カレンダーを共有しているユーザーにインポートされません。 カレンダーの所有者のみへのインポートとなります。
  • インポート開始日より前に発生したイベント。
  • 予定の添付ファイル。
  • すでにインポートされた予定が Google カレンダーでユーザーによって変更された場合、今後の差分インポートまたは完全インポートでその予定が再度インポートされることはありません。
  • イベントの説明は書式なしテキストとしてインポートされます。テキストの書式設定はサポートされていません。

次の連絡先データはインポートされません。

  • 特定の種類の連絡先:
  • 連絡先リスト
  • 一部の連絡先のステータス情報(連絡先自体はインポートされます):

    • よく使う連絡先
    • スター付きの連絡先 - これらの連絡先を Google コンタクトのお気に入りとして表示する場合は、Exchange Online の starred というカテゴリ(大文字と小文字が区別されます)に追加します。

      注: 以前のバージョンの Exchange の連絡先で starred という名前のフォルダを作成してから、Exchange で [新しい連絡先] をオンにすると、新しいバージョンの連絡先で starred フォルダがカテゴリとして表示されることがあります。このフォルダは、starred というラベルで Google コンタクトにインポートされます。starred ラベルが付いた連絡先は、お気に入りとしてマークされません。

  • 連絡先が含まれていない空のカテゴリ

  • 特定の連絡先情報:

    • 連絡先のイニシャル
    • 個人用ウェブページへのリンク
    • プロフィール写真
    • 記念日
  • 連絡先番号

    • 連絡先に複数の携帯電話番号が登録されている場合、インポートされるのは 1 つのみ
    • 自宅用とビジネス用の FAX 番号
    • ポケベルの番号
    • その他の番号
  • 許可されている上限を超える連絡先データ。インポートされた連絡先には、連絡先の合計数、連絡先ごとのサイズ、個々のフィールドのサイズの上限など、Google コンタクトのすべての上限が適用されます。詳細

フォルダのインポート方法

Microsoft Exchange Online のメールフォルダと連絡先フォルダは、Gmail ではラベルとしてインポートされます。 ラベルの名前は移行元のフォルダと同じになります。

メールフォルダのインポート方法

  • フォルダと Gmail の予約済みシステム ラベル (送信済み、ゴミ箱、未読など)で名前が競合する場合、メールは予約済み ラベルにインポートされます。
  • スラッシュを含むフォルダ名(A/B/C など)は、アンダースコアを含むラベル(A_B_C など)になります。
  • 共有フォルダはインポートされません。
  • スター付きフォルダのステータスはインポートされません。
  • 複数のフォルダに存在するメールは、1 回のみインポートされます。 たとえば、Outlook の [FolderA] と [FolderB] にメールが存在する場合、そのメールは Gmail の [FolderA] または [FolderB] のいずれかにインポートされます。ユーザーは [すべてのメール] で検索してメールを見つけることができます。
  • インポートの際、フォルダのフルパスがラベル名になります。フォルダパスが 225 文字を超えるフォルダはインポートされません。これらのフォルダ内のメールはインポートされますが、ラベルは含まれません。

次の表に、メールフォルダがどのようにラベルにマッピングされるかを示します。

Exchange のフォルダ名 Gmail のラベル名
下書き 下書き
受信トレイ 受信トレイ
送信済みアイテム 送信済み
迷惑メール スパム
削除されたアイテム ゴミ箱
送信トレイ Outbox_
送信済みメール 送信済み
アーカイブ Archive_

連絡先フォルダのインポート方法

Google コンタクトでは、フォルダではなくラベルの単一レベル階層が使用されます。 複数レベルの Exchange Online 連絡先フォルダは、コンタクトでは単一レベルのラベルにインポートされます。また、Exchange Online の連絡先カテゴリも、コンタクトではラベルになります。

データ インポートの前に、Exchange Online の連絡先フォルダに次のような階層が設定されている場合があります。

  • Folder1 (親フォルダ)
    • Folder2 (ネストされたフォルダ)
      • Contact1
        • Category1
        • Category2

データ インポート後、すべてのフォルダとカテゴリは単一レベルのラベルに統合され、元の Exchange Online の階層を反映した名前が付けられます。 Contact1 には、Exchange Online で所属していたフォルダのラベルと、関連付けられた各カテゴリに対応するラベルが付けられます。

  • Folder1 は、Folder1 というラベルにインポートされます。
  • Folder2 は、Contact1 に関連付けられた Folder1 - Folder2 というラベルにインポートされます。
  • Category1 は、Contact1 に関連付けられたラベルにインポートされます。
  • Category2 は、Contact1 に関連付けられたラベルにインポートされます。

また、連絡先フォルダをコンタクトにインポートする際は、次の点にご注意ください。

  • Exchange Online の連絡先フォルダと既存のコンタクトのラベルの名前が同じ場合、Exchange Online の連絡先は既存のコンタクトのラベルにインポートされます。
  • Exchange Online の連絡先フォルダの名前が null(「 」など)の場合、フォルダは名前がアンダースコア(「_」)に置き換えられてインポートされます。
  • [削除済み] フォルダの連絡先はインポートされません。


Google、Google Workspace、および関連するマークとロゴは、Google LLC の商標です。その他すべての企業名および商品名は関連各社の商標です。