Google カレンダーの予定を管理しないままユーザーを削除または停止すると、その予定を変更、更新、またはキャンセルできる主催者がいなくなります。予定が存在することにより、他のユーザーのカレンダーをブロックし、会議室やリソースをブロックする可能性があります。このような問題を回避するには、ユーザーを削除する前に、今後の予定やリソースをキャンセル、譲渡、解放する必要があります。
予定をキャンセルすると、リソースが解放されます。予定または予備カレンダーを新しいオーナーに譲渡し、予定で予約されているリソースを保持または解放できます。
2026 年初頭より、カレンダーの所有者が削除されると、そのユーザーが所有するすべての予備カレンダー(予定を含む)も削除されるようになります。このアップデートは、グループ カレンダーと Classroom カレンダーが対象となります。カレンダーの所有者が削除されると、その他の譲渡を行うこともできなくなります。
このページの内容
- 予定や予備カレンダーのキャンセルまたは譲渡を行う必要があるか
- 削除されていないユーザーのリソースや予定を譲渡または解放する
- ユーザーを削除する際に予定を譲渡する
- 削除したすべてのユーザーの今後の予定を自動的にキャンセルする
- 個々のユーザーの今後の予定をキャンセルする
- 削除されていないユーザーの予備カレンダーを譲渡する
予定や予備カレンダーのキャンセルまたは譲渡を行う必要があるか
- ユーザーの会議や予定を保持する必要がない場合は、予定をキャンセルできます。なお、予定をキャンセルしてもカレンダーから通知は送信されず、ゲストに不要なメールが届くことはありません。
- ユーザーの予定とリソースを保持する場合は、メイン カレンダー(1 人以上のゲストまたは 1 つ以上のリソースが含まれる)の今後の限定公開ではない予定のみを譲渡できます。ユーザーのメイン カレンダーから予定を譲渡する際は、次の点に注意してください。
- すべての限定公開の予定がキャンセルされます。
- 過去の予定は譲渡されません。
- 予備カレンダーとその予定は譲渡されません。
- 訴訟のための記録保持(リティゲーション ホールド)が適用されているユーザーの予定は譲渡されません。
- ユーザーを削除する際に、そのユーザーの予備カレンダーを保持する必要がある場合や、他のユーザーがその予備カレンダーを使用している場合は、削除する前にそのユーザーの予備カレンダーを譲渡してください。
- ユーザーが停止された場合(削除されていない場合)、そのユーザーの予定はカレンダーに残り、特権管理者のみがその予定を変更できます。
削除されていないユーザーのリソースや予定を譲渡または解放する
-
Google 管理コンソールで、メニュー アイコン
[アプリ]
[Google Workspace]
[カレンダー] に移動します。
アクセスするにはカレンダーの管理者権限が必要です。
- [予定と予備カレンダーの管理]
[予定の譲渡] をクリックして、削除するユーザーのユーザー名を入力します。
- 次のいずれかを選択します。
- リソースを解放して予定を譲渡しない場合は、[リソースを解放する] チェックボックスをオン
[リソースを解放する] をクリックします。
- 予定を別のユーザーに譲渡するには、[他のユーザーに予定を委任する] チェックボックスをオンにして、新しいオーナーのユーザー名を入力
[予定を譲渡] をクリックします。
- リソースを解放して予定を譲渡しない場合は、[リソースを解放する] チェックボックスをオン
- [完了] をクリックします。
解放または譲渡は約 10 分後に開始し、15 分程度かかることがあります。譲渡を行うと、その後、元のユーザーの予定を含む新しい予備カレンダーが、新しいオーナーのカレンダー リストに表示されます。
ユーザーを削除する際に予定を譲渡する
この操作を実施するには、特権管理者としてログインする必要があります。-
Google 管理コンソールで、メニュー アイコン
[ディレクトリ
ユーザー] に移動します。
アクセスするには、適切なユーザー管理権限が必要です。適切な権限がない場合は、これらの手順を完了するのに必要な設定が一部表示されません。
- 削除するユーザーの横にあるチェックボックスをオンにして、[その他のオプション]
[選択したユーザーを削除] をクリックします。
- [他のアプリのデータ] で、[譲渡] オプションを選択し、新しいオーナーのユーザー名を入力します。
- チェックボックスをオンにして転送するデータを選択します。
- [カレンダー] で、[このユーザーが管理者になっている予定で予約されているカレンダー リソースもすべて解放する] チェックボックスをオンにします。
- [ユーザーを削除] をクリックします。
- 必要に応じて、連絡先リストからユーザーを削除するには、手順については、連絡先を更新するをご覧ください。
予定の譲渡を行うと、その後、元のユーザーの予定を含む新しい予備カレンダーが、新しいオーナーのカレンダー リストに表示されます。
削除したすべてのユーザーの今後の予定を自動的にキャンセルする
このオプションを有効にすると、ユーザーの削除から 21 日後に今後の予定が自動的にキャンセルされます。このオプションは、以前削除されたユーザーに遡及的に適用されることはありません。
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Google 管理コンソールで、メニュー アイコン
[アプリ]
[Google Workspace]
[カレンダー] に移動します。
アクセスするにはカレンダーの管理者権限が必要です。
- [予定と予備カレンダーの管理] をクリックします。
- [削除済みのユーザーの予定] で、[削除済みユーザーの今後の予定を通知なしでキャンセルする] チェックボックスをオンにします。
- [保存] をクリックします。
個々のユーザーの今後の予定をキャンセルする
-
Google 管理コンソールで、メニュー アイコン
[アプリ]
[Google Workspace]
[カレンダー] に移動します。
アクセスするにはカレンダーの管理者権限が必要です。
- [予定と予備カレンダーの管理]
[予定のキャンセル] をクリックします。
- 予定を削除するユーザーのユーザー名を入力
[予定をキャンセル] をクリックします。
- [完了] をクリックします。
キャンセル処理は約 10 分後に始まり、15 分程度かかることがあります。
削除されていないユーザーの予備カレンダーを譲渡する
削除されていないユーザーの予備カレンダーのオーナー権限を、組織内の別のユーザーに譲渡できます。
始める前に: 予備カレンダーは、同じ組織内のユーザーにのみ譲渡できます。カレンダーを組織外のユーザーに譲渡することはできません。
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Google 管理コンソールで、メニュー アイコン
[アプリ]
[Google Workspace]
[カレンダー] に移動します。
アクセスするにはカレンダーの管理者権限が必要です。
- [予定と予備カレンダーの管理]
[予備カレンダーの移行] をクリックします。
- すべての予備カレンダーを別のユーザーに譲渡します。
- [オーナー権限を譲渡するユーザー] に、カレンダーの譲渡元となるユーザーの名前を入力します。
- [オーナー権限を受け取るユーザー] に、カレンダーの譲渡先となるユーザーの名前を入力します。
[予備カレンダーの移行] をクリックします。
譲渡が確認されると、予備カレンダーが 1 つずつ受信側のユーザーに譲渡されます。譲渡するカレンダーが複数ある場合は、かなりの時間がかかることがあります。