Google サーバー経由での Gmail の送信に SMTP リレーサービス を使用している場合、送信メールは Google の監視対象です。組織内の登録済みまたは未登録のユーザー アカウントを送信元とする迷惑メールが大量に検出されると、管理者にその問題についてのメール通知アラートが届くことがあります。
未登録のユーザー アカウントとは、次のいずれかに該当するアカウントです。
- 組織のドメインに属している
- SMTP リレー中の HELO 引数に組織のドメイン名が表示されている
24 時間経過後も Gmail アカウントから迷惑メールが引き続き送信されている場合、そのアカウントは停止されます。管理者には、停止を知らせるメール通知アラートが届きます。問題が解決したら、停止されたアカウントを復元してください。迷惑メールの発信元を特定するまで、未登録のアカウントは停止したままにしておくことをおすすめします。
ご利用のアカウントからリレーを利用した迷惑メールが送信される原因
ユーザー デバイスが不正なソフトウェアに感染すると、迷惑メールが多数送信されることがあります。オープンリレーとして設定されているデバイスも、多数の迷惑メールの原因になることがあります。詳しい原因を知るには、迷惑メールの発信元を調査する必要があります。
迷惑メールの送信による正当なメールへの悪影響
大量の迷惑メールを送信すると、ドメインの評価が低下し、ドメインからの正当なメールが拒否されたり、迷惑メールに分類されたりする可能性があります。迷惑メールの大量送信がお客様のリレーのレート制限に達すると、メール配信の遅延や失敗が発生することもあります。
Google がユーザー アカウントを停止する理由
Google は、ドメインの信頼性を保護し、Gmail の配信を維持するために、リレーを利用した迷惑メールを大量に送信するアカウントを停止します。停止されたアカウントにもメールは配信されますが、アカウント所有者はログインしたり、メールを送信したりすることはできません。
迷惑メールの原因の特定と解決方法
管理者へのメール通知アラートについての記事に記載されているアカウントの送信パターンを確認します。
ユーザーの送信パターンを把握する
該当のアカウントがリレーしたメールの件数と種類をメールログ検索で確認します。送信者とリレー IP アドレスの組み合わせで検索するには、リレー IP アドレスを [送信者の IP アドレス] 欄に入力してください。
Gmail からメールを一括で送信する際は、Gmail ユーザーへのメールがブロックまたは迷惑メール扱いされないようにするに記載されたおすすめの方法をご確認ください。
ユーザーのデバイスを調査する
管理者へのメール通知アラートの [送信元デバイスの IP] に記載された IP アドレスを使用して、ユーザーのデバイスを調査します。
メール通知アラートには、送信者が最近使用した IP アドレスが最大 10 個表示されます。IP アドレスが複数表示される場合は、デバイスのログをチェックして迷惑メールの原因となっている可能性があるデバイスを特定し、デバイスでウイルスや不正なソフトウェアのスキャンを行います。
送信元 IP アドレスがプライベート IP アドレスである場合、お客様のネットワーク上にあるデバイスの内部 IP アドレスである可能性が高いと考えられます。