ドメインで MTA-STS と TLS レポートを有効にするには、ドメインの DNS TXT レコードを更新します。この DNS レコードから外部サーバーは次のことを認識します。
- このドメインの SMTP 接続には認証と暗号化が必須であること。
- このドメインの管理者が他のドメインのサーバーから TLS レポートを取得できること。
TXT レコードは、ドメイン外のソースで使用されるテキスト情報を含む DNS レコードです。詳しくは、DNS TXT レコードの操作をご覧ください。
レポートを取得するためのメールボックスを作成する
ドメインで MTA-STS と TLS レポートを有効にすると、外部サーバーからサーバーへの接続に関するレポートが送信されます。レポートには、検出された MTA-STS ポリシー、トラフィック統計情報、接続の失敗、送信されなかったメッセージが含まれます。
レポートを有効にする前に、レポートを受信するドメインのメールアドレスを 1 つ以上設定します。TLS レポートの DNS TXT レコードには、レポートを取得するために作成したメールアドレスが含まれます。
TLS レポートのメールアドレスの例: tls-report@solarmora.com
mta-sts@solarmora.com
注: サーバーが TLS レポートをメールで送信するのではなく、ウェブサーバーにアップロードするように指定できます。このオプションには、Google Workspace で提供されていない API が必要です。詳しくは、HTTPS を使用したレポート(RFC 8460)をご覧ください。
DNS レコードを更新する
MTA-STS と TLS レポートを有効にするには、次のサブドメインに追加された 2 つの DNS TXT レコードでドメイン設定を更新します。
- _smtp._tls
- _mta-sts
重要: これらのレコードは、Google 管理コンソールではなく、ドメインホストのドメイン設定に追加します。
推奨される DNS TXT レコードを取得する
ドメイン用にカスタマイズされた DNS TXT レコードを取得するには、MTA-STS のステータスを確認して推奨構成を取得するの手順に沿って操作します。
DNS TXT レコードを追加する
重要: これらの手順のドメインの例(solarmora)は、ご自身のドメインに置き換えてください。
TLS レポートを有効にしてから MTA-STS を有効にするには、次の順序で DNS TXT レコードを追加することをおすすめします。
- ドメイン プロバイダの管理コンソールにログインします。
- DNS レコードを更新するページに移動します。
TLS レポートを有効にするには、_smtp._tls の部分で次のように DNS レコードを追加します。
TXT レコード名: 1 つ目の欄([DNS ホストの名前] の下)に次のように入力します。
_smtp._tls.solarmora.comTXT レコードの値: 2 つ目の欄に「
v=TLSRPTv1; rua=mailto:tlsrpt@solarmora.com」と入力します。rua: レポートを受け取るために作成したメールアドレス。複数のメールアドレスでレポートを受信するには、メールアドレスをカンマで区切ります(
v=TLSRPTv1; rua=mailto:tlsrpt@solarmora.com,mailto:mts-sts@solarmora.com)。注: HTTPS レポート配信オプションの構文については、HTTPS を使用したレポート(RFC 8460)をご覧ください。
ドメインで MTA-STS を有効にするには、_mta-sts の部分で次のように DNS レコードを追加します。
TXT レコード名: 1 つ目の欄([DNS ホストの名前] の下)に次のように入力します。
_mta-sts.solarmora.comTXT レコードの値: 2 つ目の欄に「
v=STSv1; id=20190425085700」と入力します。id: 1 ~ 32 文字の英数字で指定します。この ID は、ドメインが MTA-STS をサポートしていることを外部サーバーに通知します。
MTA-STS ポリシーを変更するたびに、id を新しい一意の値に更新します。外部サーバーは、更新された id 値を使用して、ポリシーが変更されたタイミングを判断します。id 値には現在の日時を使用することをおすすめします。これにより、ポリシーが最後に変更された日時を把握できます。
変更を保存します。
MTA-STS と TLS レポートが有効になったことを確認する
MTA-STS と TLS レポートが正しく設定されていることを確認するには、[セキュリティの健全性] ページで MTA-STS の構成を確認します。
注: 変更された DNS レコードが有効になるまでの時間は、レコードの有効期間(TTL)の値に基づきます。ドメインの各 DNS レコードには TTL が設定されています。TTL によっては、変更が反映されるまでに 24 時間ほどかかることがあります。TTL と推奨値の詳細を確認する。